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フレット交換に挑戦

長い事ギターを弾いてたらいつかやる事になるんだろうなと思ってましたがついにその日はやってきた訳です。なるべく安く使えるアコギを手に入れようと70年代物のアコギを買って来たはいいんですが、いざ弾いて見るとフレットが減りすぎてて引き難い事この上ない(汗 リペアショップに持っていくと普通に\30,000はしてしまうのですねー。折角2万で買って来たのに3万でフレット打ち直しとか悲しすぎる(笑 そんな訳で自分でやってしまいましょうと。流石に今回はいつもより難易度が高いと思うので、もし失敗したら残念ですがこのギターには御臨終してもらいますw ジャンクで売っぱらって場末でドンキホーテの飾りにでもなってくれぃ、ゴメンネっ!



さぁ、買って来たゾ
ドア さて、これが今回偉大な人柱となって頂く(笑)YAMAHA FG280(グリーンラベル)です。76年〜83年(だったかな?)ぐらいの期間に製造されたものらしく低価格でなるべくましなものをゲットしたい時にはこれしかないだろ見たいなギターです。この時代は木材の価格がまだ低かったからなのかは知りませんが謎にいい木が使われてる用です。僕は中古でアコギをあさる時は大体最初にサイドとバックの木目を見て絞ります。ローズウッドだと明らかにやる気がある木目のがパッと見で分かりやすいんですよねー。


ドア 工具類とか一式です。マスキングテープ、食いきり、ニッパー、紙やすり、紙やすりをセットして面をサンド出来る様にするなんかゴムっぽいの。大体は100円ショップで揃えました。後この外にフレットを打ち込む金槌的なものと肝心のフレットがいりますね。


ドア ”食い切り”ってのは先がこんな感じになってるヤツの事です。んで、先ず一番最初にやる事は食い切りの頭を金鑢かなんかでまっ平らに加工する事です。何でそんな事をせねばならんのかと言いますと、今付いてる磨り減ったフレットを引っこ抜くのにこの食い切りを指板とフレットの間に食い込ませてぐいっと行く訳なんですね。それでフレットと指板の間に食い込ませるには相当先が尖ってないと無理臭いんですがそんな都合のいいグッズは楽器屋にもホームセンターにもおいてない訳ですよ。なので自分で作らないとダメな訳です。プロのリペアマンとかも自分で作るらしいですよ。割と商業ベースに乗っかってる訳ではない「物作り」をする人は道具なり工具なり自分で作らないといけないみたいですねー。金属を削るとか大変そうだなーと思ったんですがテレビ見ながらじみーにガリガリやってたら普通に出来ました。


ドア さて、フレット用の食い切りが出来たので早速フレットを引っこ抜いてみました。流石にいきなり本番でアコギをご臨終させるのは恐ろしいのでっ(笑)偶然にも都合よく床に要らないネックが転がってたのでソイツで実験ってか練習です。

で結論から言いますと若干コツが要るようです。慣れさえすれば難しい作業では無いですが、なるべく練習してやった方がいいですコレは(´・ω・`)

イキナリど真ん中からではなく、先ず端の方で食いきりの半分くらいをぐいっとむにゅっっと隙間にねじ込みます。そうすると自然とフレットが浮き上がるので、後は反対側のフレット端に向かってちょっとづつ場所を変えて食い切りをぐいぐいしていきます。そんな感じでやると失敗しないんじゃないかと思います。プロがどうするのかは知りませんのでリペアマンのセオリーとまるで違ったりしてもゴメンナサイです。あくまで僕のやり方という事で一つ宜しくw


ドア で、調子に乗って全部引っこ抜いてしまいました(笑

いや、なかなかに気泡緩衝材をプチプチ潰す的な快感がありますよコレw


ドア こいつが”フレットワイヤー”つまり今から打ち込むフレットそのものです。コレをちょうどいい長さに切って打ち込んでいく訳ですね。因みに僕はヤフオクで買いました。30センチのワイヤーが5本で1300円ぐらいだったかと思います。

サウンドハウスとかその辺の楽器屋に置いてるものでは、JIM DUNLOP 6100 とかがあるんですが、JIM DUNROPのフレットはアールが付いてないのでオススメしません。練習用ジャンクネック〜引っこ抜いたフレットで実験してみて思ったんですが、真直ぐになってるフレットを自分で綺麗にアールをつけるのはかなり難しそうです。指でぐいぐいやってみたんですが、専用の工具作ったりしないと満足行く仕上がりにはならない雰囲気でした。半端にところどころ折れ曲がったみたいなフレットを打ち込むと指板との間に隙間が出来たりして「きぃぃぃっ!」てなりますw

店に売ってるものだと確かフェンダーのがアール付いてたと思うのでその辺がいいと思います。それかこんなの ですか、コレちょっと長いですが安いですね。2本あればちょうどネック1本分位かな。


ドア この指板に食い込むTの縦棒にあたる部分に釣り針の”返し”見たいなのが並んでてこれで1度打ち込んだら抜けにくい様にしてあるんですねー。



さていよいよ本番
ドア そいじゃ弦を外して早速本番と行きたい所ですが、
スイマセン、抜いてる途中の写真撮るの忘れました(オイ
どっかで見たことあるある写真ですか、きのせいですョ


ドア そして、出来上がったものが此方にありますwww




ドア そいじゃいよいよ打ち込んでいきましょう。
先ずはフレットワイヤーをネックの幅よりちょっと大き目ぐらいにカットします。
当然、ブリッジ側とヘッド側でネック幅が違うので1フレットより12フレットの方が長くなりますね、あと僕は何も考えずに1フレからやっちゃいましたがブリッジ側からやった方がイイっぽいです。理由はブリッジ側に行くにつれてフレット幅が狭くなるので、1フレットからやるとだんだん進み具合が遅くなってる様に感じて気力が余計に削がれます(笑)真面目な理由ではハイフレットの方が弾く頻度が少ないので最初馴れなくて失敗してもダメージが少ないってのもあります。


ドア 木槌とかゴム槌(?)とかを買うのが邪魔になるし嫌だったので、金槌にこんな感じでタオル&クロスを巻きつけて輪ゴムでとめて即席”フレット用ハンマー”を作りました。

フレット打ちは予想外に力のいる作業でしたので終わった頃にはボロッボロw ギタークロスが穴開いちゃってまるで使い物にならない状態にw

で、肝心の打ち込むコツですが、この作業思った以上にかなり思いっきりバコバコどつかないと全然入っていきませんっ(汗
今回アコギなのでボディーがなるのもあってそれは恐ろしい音が、ガンッ! ってして気が気じゃなかったです。とりあえず端の方を食い込ませて、それから真ん中辺りをガンッ!と覚悟を決めてやっていった方が上手く行くっぽかったです。端の方からだんだんと…というよりはある瞬間急にむにゅっとおさまる感じでした。むにゅっていうかガンッ!て世にも恐怖な音がしてパシッと入るんですけどねw


ドア や、やっと3フレット…
ネック淵からはみ出してる部分が作業中手に当たって痛いので、幾つか打ち込んだらニッパーにて切り落としてしまいます。なるべくネックギリギリまで切っておくと後で削るのが楽になるので、ネックに傷が付かない程度に頑張ります。


ドア 大分行きましたのでそろそろフレット端の処理を始めています。ニッパーで切り落としただけだとどれだけギリギリで切っても5ミリ以上は出っ張って尖っててますのでこのままではとても弾けません。先ず平鑢で大方を削っていって最後は紙やすりを何かしら平らなものにセットしたサンダーを使って平らにして行く事になります。最初は手でギコギコしようと思ってたんですが数が多くてあまりに時間が掛かりそうだったので、電動ドライバーの先に付けて使えるサンダーのアタッチメントを使ってやっちゃいました。もち100円ショップで買って来たものです。便利なので是非どうぞw


ドア ようやく全部のフレットを打ち終えたのでしっかりマスキングして鑢がけです。粗方は電動ドライバーヤスリでやっちゃったのでサンドペーパーで平らにならして仕上げます。あと指板の面に対していくらか内向きに角度をつけて削るのが基本なのですが、削りすぎるのが怖いので60℃くらいでやりましたw 
/ ̄ ̄ ̄ ̄\←内向きに角度って言うとつまりこんな感じですね。どちらかというと削った面の淵が丸くなるように仕上げた方がスライドしても違和感の無い仕上がりになると思います。細かい作業なので指板を削ってしまわないように気をつけつつ。

コレが終われば完成っ!



できたー♪
ドア う〜ん美しいwww


ドア かかった費用はなんだかんだで¥2000円ぐらいですか、安いw

しかしあれです。やってみて思ったんですが、これはリペアショップで¥30000するの仕方ないです(笑)それ位の労力と技術が要る作業ですねー。ジャンクのネックで練習してなかったら多少失敗してたと思います。チャレンジする際はちょっとでいいんでなんかで練習した方がよさげです。


ドア さて音の方ですが、音の輪郭がハッキリしてサスティーンが延びた感じです。そして何より弾きやすいw 元があまりにフレット減りすぎて弾き難すぎたんですね。フレット隣ジャストポイントからちょっとでも押弦ポイントが外れると必ずビビってましたからそりゃもう劇的なプレイアビリティの向上がありました(笑

YAMAHAのFGって低音が良くなるんですが、それにキラキラ感が加わってMORRISのSシリーズっぽくなりました。ちょっとですけどw 弾きやすくなったとは言えやっぱFGはジャカジャカストローク系がメインっぽいですね、ハイフレットのタッピングはあんまりはっきり発音してくれないスな。FGでアンディ・マッキー弾こうってのは流石に無理臭いですかw



 
 
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