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防音ブース自作5

床の防音

さてさて、壁・天井と段々出来上がってきて今回は床な訳ですがこの床が実は曲者。床を防音する場合は主に足音なんかの物理的な振動によって間接的に伝わる音がネックになるので壁の時と同じようにやっていてはダメなんです。空気を伝わる普通の音の遮音に加えて重力でガッチリ床に密着しているアンプの物理的振動までも伝わらないようにしないといけません。ウチのブースではドラムは置かない(ていうか入りませんw)ので難易度は低いとは言え、難しそうな臭いがプンプンです。そこで、一般的なスタジオではどういう方法がとられているのかを調べてみましたところ『浮き床構造』なるものの存在を知りました。専用の支柱の上に床の構造を作って物理的に接触面を最小限にするという世にも恐ろしい構造や、高密度のグラスウールの板を敷き詰めた上に壁と接しないようにコンクリートを流し込んで遮音機能満載の簡易式など、とても高さスペースに限りがあるウチのブースで出来そうな物はありませんでした。ウリャァ!! (ノ-_-)ノ ~┻━┻・..。;・'

とは言え今更諦めるわけにはいかないので更に調べたりホームセンターを物色したりしながら少ない厚みで簡易に防振する方法を必死で考えた末に、バッチシな方法をひらめきましたw 名前をつけるなら『超簡易式浮き床構造』といった所でしょうか? 我ながらかなり良く出来たと思うのでマッタリ見てやってください。

超簡易式浮き床構造
制振マットコイツをホームセンターで発見したことで全てが解決しました。その名も『制振マット』です!独特なゴム臭さを放っている所から恐らくブチルゴムで出来ているんではないかと思うのですが、60×90cmでお値段なんと一枚480円と非常にありがたいw コレを更に5cm幅にカットしてベルト状に加工します。結構力が要りましたがハサミで切れたので助かります。


敷き詰めるカットして出来上がった制振ベルトを適度に間隔をあけて敷いていきます。隙間を空けて敷いて接触面を減らすことで振動が伝わりにくくなる上にマット代を節約できます。ベルトの幅と等間隔に敷いて行けば単純計算で経費が1/2になるので一石二鳥って訳です(>v<)b!


床完成制振ベルトを全部敷き終えたら、上から例によって遮音シート付きの石膏ボードを敷いていきます。で、それも全部出来たら床完成(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
暑さ1cm弱の空気層と遮音シート+ボードだけでは遮音性能が少し心配ですが、ウチの床の性能が元々高かったのでコレで十分と判断しました。なんか記事にするとやたらと短くなりましたが実際にはエライ時間がかかってますからソコんとこヨロシクw

写真右側に見えてるのは照明を外して代わりに付けたBOX式の壁コンで、刺さってるアダプターは自作換気扇の12Vのヤツです。奥の壁コンは密かに松下のホスピタルグレードになってたりしますが電源についてはまた別の機会に特集します。

配線穴排水ホースのあまりで作った配線穴のブース内側です。奥が電源タップとUSB等、手前がシールドとXLR(マイク)用ってことにしてます。複数本をまとめて突っ込むことになるのでシールド構造でないとキツイっぽいです。



ペンキ塗りとカーペット
床の完成を持って上下左右全ての遮音施工が完了したので、仕上げに見た目を向上させるべくペンキを塗っていきます。言うまでもないかもしれませんが、壁紙が一般的な世の中にあえてペンキを塗る理由はズバリ安いからです(笑)

塗装道具ペンキなんてローラー転がしてたら勝手に塗れるだろうと思っていたので適当に道具を揃えていきなりベタベタと塗り始めました。ローラーとマスキングテープは100円ショップ、ペンキは水性の室内用1,6リットルをホームセンターでで1980円、トレーは台所から調達(笑)




配線穴真っ白で分かりにくいですが塗りかけの天井です。コロコロ転がしてベタベタ塗って行くだけなので楽勝です。端の細かい所はハケを使った方がいい見たいですがめんどくさいので新聞紙で塗りました(ヤル気無いw) 作業は簡単なのですが、思いのほかペンキの減りが早かったので途中で水で薄めてみた所(水性ペンキは塗る前なら水で薄められますが一旦乾くと溶けません)ものの見事に塗むらが出てしまいました。どうやら素人でも失敗しない絶妙な濃度になっていたようです。ドンマイ


塗れたとさ若干失敗した物の出来ました。塗むら付きの一面真っ白な壁を見ているとふと動物園の白熊のオリを思い出してしまいました。狭い上に一面白というのはどうも気持ち悪いようですが音楽的『精神と時の部屋』だと思って修行に励みます(笑)床はカーペット敷くので塗りません。


マスキング外壁を塗るためにマスキングしています。ペンキが付いたら困るトコロを新聞紙で覆ってしまうわけです。マスキングテープ(幅2cm×2巻=¥100)は百円ショップで買ってきました。ブース内の塗装時の問題点を反省すべく、ついでに万能用と書かれたハケも買っておきました(\100)隅の細かい所はこれで塗ります。


完了今回は塗むらが出ないようにたっぷりめにペンキを使って塗りました。素人としてはほぼ完璧に塗れたと思います。何処から見てもタダの白い壁。


別アンやっぱり色が付くと手作り感がかなり軽減されます。いよいよ完成って感じがしていいですねw

それにしても中をのぞかなければバカでかいクローゼットにしか見えない気がする。いっそのことON AIR ランプでもつけてみるか(笑)


ボード張り完了2ごくごく普通のタイルカーペット一枚295円を10枚買ってきました。180cmの切り売りを買うのも検討していたんですが大して値段が違わないのに作りが悪いので却下しました。説明には裏面からカッターで切れると書いてありましたがわざわざそんな苦労をする必要はありません、ハサミで切りましょう。 防音カーペットの静床ライト とかを使えばここでも防音性を強化できると思いますが制振性は十分対策してあるのでさして必要性は感じませんでした。どちらかというと吸音してもらった方がありがたい。


hspace=10全部貼ったらかなり綺麗になりました。良く考えるとコレで防音に関する施工は全て終わった感じです。私はブースを録音に使いたいので壁面を吸音してリバーブを消していかないといけませんが、練習に使うだけならコレで完成でも構わないって事です。いや〜がんばった、やれば出来るもんだねw



お会計(;´Д`)y─┛~~

しっかりと遮音された部屋はガレージや風呂場みたいなリバーブがかかるのでまだコンデンサーマイク等での録音には使えないんですが、『防音ブース』としての性能を満たすところまでは既に漕ぎ着けたと言えます。そこで、これまでにかかった経費を発表しておきたいと思います。実は今回なんともマメなことに材料を買いだしに行った時のレシートを全て取っておいたんですよねw

2×4材
石膏ボード
遮音シート
鉛シート
ペンキ
丸ノコ
制振マット
タイルカーペット
100円ショップ
電源系
コーキング剤
換気専用ファン
その他

合計
3668
4360
8000
18165
1980
3980
1440
2950
900
1170
546
630
???

52256

因みに始める前に予定していた金額はせいぜい¥40000位だったんですがなかなかそう都合良くは行きませんでした( ̄∇ ̄*)ゞ
とはいえ¥52256といえば既存の製品に比べたら1/20程のコストです。何しろ市販の組み立てキットを買うとなると¥1000000はするので(汗 

肝心の効果の程はと言うと、アンプを爆音で鳴らしても外はおろか隣の部屋にも階下でさえも全く聞こえなくなりました。これはもう万歳三唱しても差し支えない結果だと思います。後は録音に差し支えないようにブース内の音響を調節するだけです(>v<)b!


 
 
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